学びを力に、 地元を支える技術者へ

Y.K. 本店土木部 工事課
2025年 新卒入社 創造工学科 電気電子工学コース 出身

入社の経緯

迷いながら辿り着いた土木の道

幼少期の「建物を作りたい」という漠然とした夢があり、その思いから高校では建築を学びました。建築を学んでいく中で土木の知識も増え、都市計画や災害対策に興味を持ち始めました。心が揺らいだのは高校時代、卒業間際に先生から「君のやりたいことは土木なんじゃないのか」と言われたことでした。自分がやりたいことは本当に建築の分野なのかという迷いを抱えながらも、建築をさらに学ぶため室蘭工業大学に進学しました。在学中、残念ながら建築コースへの進級には至りませんでしたが、その経験を通じて、「興味のある分野で自分が迷いなく頑張れることを仕事にしたい」という思いが強くなり、土木志望で就活をすることにしました。そんな中で地元新発田のために仕事がしたいと思っていたこともあり新発田建設を選びました。新発田に生まれ、新発田建設がつくった構造物に囲まれて育ってきた私は、新発田建設で働けることを誇りに感じています。

現在の仕事は?

現場で農業の土台を支える

五十公野で行われている区画整理第2次工事に、工事係員として携わっています。簡単に言うと「細かい田んぼを繋げ、広く区画し整備する」という工事です。広く区画することで大型重機が利用しやすくなります。さらに、農道や水路、田んぼの土層を改良することで、給水・排水や資材運搬が効率的に行えます。その結果、田んぼの生産性が上がります。私は主に現場での測量や工事写真撮影を担当しています。

今の仕事のやりがい、魅力は?

努力が地域の役に立つ―それを肌で感じられる仕事です

研修で学んだ測量や写真撮影などの知識を現場で生かせた時に、自分の中にしっかりと身についたという実感があり、成長を感じます。自分の成長が直接現場に、そして広い意味では新発田のまちづくりにも役立っていると感じられることが、この仕事の大きな魅力だと思います。現場でも日々学ぶことがたくさんあります。出来ることが増えていき成長を実感できることが次の学びへのモチベーションにもなっています。

印象に残るエピソードは?

“OK”の一言に伴う責任の重さを実感

土壌調査で、工事写真を撮っていたところ調査を行っていない箇所が後々見つかり、一ヶ所だけ後日に撮り直しとなってしまいました。工事写真の撮り忘れは、その時でしか撮れない写真もあり、会社の信用に関わるため、研修でも特に注意するよう指導を受けていました。自分でも注意していたつもりでしたが、作業員さんを待たせたくないという思いから、撮った写真の確認を怠ったことが原因でした。その時はスムーズに作業が進んでいても後から撮り直しになれば、かえって余計な時間がかかってしまう。その場しのぎで確認を怠ったことを反省しました。どんなに急いでいても、確認を怠らず自分が出す“OK”に責任を持つことの大切さを学びました。また、焦らず確認作業が出来るよう、事前に時間を確保し、段取りを意識して行動することを心がけたいと思います。

働き方・サポート体制

知識ゼロでも安心の研修体制

一年目の私には新入社員研修制度がすごく助けになりました。学生時代に土木を学んでいなかったため、最初は不安もありましたが、研修では知識がない前提で、土木の基礎から丁寧に教えていただきました。特に現場で必要となる知識や技能を重点的に学べたことが、現場に出る際の自信につながりました。測量をした経験がなかったため入社前は不安でしたが、測量実習では上司の方々から現場で使えるコツや誤差が出る原因を根気強く指導していただき、今では測量に対する不安がなくなりました。

今後の目標

“任せたい”と思われる存在に

まずは現場内で信頼される人間になることです。「Kさんなら安心して任せられる」と上司や協力業者の方々に思ってもらえるような技術者になりたいです。そのために、わからない事やできないことをそのままにしない事を意識して業務に取り組んでいます。わからないことがあれば、納得するまで上司に聞く、調べる、そして自分に定着させる。その積み重ねを大切にしています。自分の知識や技術に自信を持って業務に取り組むことが、信頼される人間になるための第一歩だと考えています。

就活生へのメッセージ

まちづくりを共に支えていこう

土木は地図に載る仕事とよく言いますが、自分の仕事が町の一部となってそこに暮らす人々の生活を守り、豊かにするということは誇り高い仕事だと思っています。新発田建設には、そんな仕事に挑戦できる環境と体制が整っています。自分に出来るのか不安に感じることもあるかと思いますが、新発田建設にはたくさんの成長の場があり、自信を持って働くことができます。
まちづくりの最前線で共に働きましょう。

オフの過ごし方

休日は旅行に行ったり、キャンプをしたり、友達と外で遊ぶことが多いです。おいしい食べ物を食べ、自然に触れることで心身共に癒されています。趣味としては大学生時代からダーツや筋トレをしています。趣味を通じて新しい出会いや経験があるので日常生活から充実しているなと感じます。

写真は熱海に旅行に行った時のものです。

1日のスケジュール

  • 8:00出社、当日の予定確認
  • 8:30資材・道具の調達
  • 9:00安全掲示板の設置
  • 12:00昼休憩
  • 13:00資料・掲示物作成、その他事務作業
  • 15:00工事写真撮影
  • 16:00掲示物の掲示、片付け
  • 17:00退社