多様な現場で学び、 信頼される技術者へ
A.T.
本店建築部 工事課
2024年 新卒入社 住居環境科 出身

入社の経緯
多様な現場で経験を積める環境に惹かれて
私が新発田建設を選んだ理由は、地域だけでなく新潟全域や関東など幅広い地域で工事を手がけており、多様な経験が積めると感じたからです。もともとものづくりが好きで、建築はその土地の文化や歴史、地形、気候によって多様な姿を見せる点に魅力を感じてきました。初めて東京を訪れたとき、見渡す限りの高層ビル群やモニュメントに感動したことも、この業種を選んだきっかけのひとつです。
現在の仕事は?
図面から現場管理まで、工事を支える幅広い役割
現在は「江口配水施設新築工事」という市発注の水道施設工事に携わっています。私の主な担当は三つあります。第一に、各工種ごとに必要となる図面の作成です。職人の方々が作業しやすいよう、分かりやすい図面づくりを心がけています。第二に、施工写真の撮影や書類作成です。官庁工事では撮影や記録が細かく指定されているため、抜け漏れなく対応しています。第三に、現場整備や安全管理といった基本業務です。いずれも工事を円滑に進めるうえで欠かせない仕事だと考えています。
今の仕事のやりがい、魅力は?
信頼関係と達成感が原動力に
施工管理の仕事にこれまで二つの現場で携わってきました。やりがいを感じるのは大きく二つあります。一つは、担当した工種の職人の方々と信頼関係を築けることです。失敗や叱責を受けることもありますが、工事をやり遂げた後に「またお願いします」と声をかけてもらえると、大きな励みになります。もう一つは、竣工後に自分が関わった建物が地域で活用されている姿を目にしたときです。その瞬間に大きな達成感を覚えます。
印象に残るエピソードは?
失敗から学んだ“職人の視点”の大切さ
初めて打設作業を任されたとき、段取りが不十分で失敗してしまったことがあります。その際、職人の方から「施工しているのは君ではなく、失敗すると私たちに影響がある」と言われ、強く胸に残りました。それ以来、計画を立てる際には職人の視点を意識し、意見を取り入れるようにしています。双方が納得できる現場づくりを心がけることの大切さを学びました。
働き方・サポート体制
DXと支援体制で現場に集中できる環境
現場業務を支えてくれるのが、生産システムの存在です。施工写真の整理や書類作成をサポートしてくれるため、撮り漏れや記録の不備を防ぐことができます。また、現場のDX化も進んでおり、協力会社とデータを共有できる仕組みは効率化に役立っています。こうした体制があることで、安心して現場管理に集中できています。
今後の目標
1級施工管理技士取得と関東での挑戦
今後の目標は、1級施工管理技士の取得です。すでに2級は取得していますが、会社から求められるのは1級であり、難易度も格段に高くなります。2年目の今だからこそ学びに集中できる時間を大切にし、挑戦したいと考えています。また、関東での現場経験も積みたいと思っています。施工方法や環境が異なる現場で学ぶことは、成長につながるはずです。
オフの過ごし方

休日はアウトドアもインドアも楽しんでいます。家では仲間とゲームをしたり、趣味の釣りに出かけたりしています。旅行も好きで、大阪や仙台、金沢などに行きました。最近は車を購入したので、ドライブを兼ねて各地を巡るのを楽しみにしています。いつか海外にも行ってみたいです。
1日のスケジュール
- 7:20出勤、現場開錠、現場巡回
- 7:40朝礼準備、朝礼
- 8:00朝の現場見回り、新規職人への対応
- 9:00施工写真撮影、図面・書類等作成
- 11:20昼の打ち合わせ準備
- 11:40昼の打ち合わせ
- 12:00昼食・休憩
- 13:00昼の現場見回り、職人への指示だし
- 14:00施工写真撮影、図面・書類等作成
- 16:30現場巡回、施錠準備、施錠
- 17:00翌日のKY準備、記録、退勤
- 17:30退勤