しばた台輪について

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下町台輪 泉町台輪 上町台輪
四ノ町 三ノ町 両町
四ノ町台輪 三ノ町台輪 両町台輪

『城下町新発田まつり』(毎年8月下旬)といえばなんといっても『しばた台輪』ではないでしょうか。まつりを締めくくる『帰り台輪』は、毎年、市内はもちろん遠方から駆けつけた多くの見物客で賑わいます。

享保11年(1726年)から曳き出しが続いている台輪は、前輪を高くもちあげ、地面にドスンドスンと打ちつける「あおり」が大きな特徴です。この「あおり」は全国的に見ても大変珍しいものであります。曳き手の男達の勇壮な姿は『まつりの華』とも言われ多くの人の心を引きつけております。

その一方で「あおり」によって台輪が受ける衝撃も大きなものがあります。地面はアスファルト舗装、台輪は木造ですから、ダメージを受けるのは当然台輪の方です。台輪を補修するにしても、部材の記録が残っていないため、元通り正確に補修することが大変困難でありました。

そこで、新発田の6町内が協力し『新発田市まつり文化連絡協議会』を発足、伝統文化である『しばた台輪』の部材記録活動を行うなど、地域文化の保存・継承のため日夜活動されていらっしゃいます。

実際の作業は、台輪の部材をひとつひとつ丁寧に解体し、写真を撮影し寸法や材質・重量などを正確に記録していきます。平成13年度には、下町・上町・四ノ町の3つ台輪、平成14年度には三ノ町の台輪の部材記録が行われました。

部材記録の様子

平成15年2月2日(日)に三ノ町の台輪の部材記録作業が行われました。その作業の様子を見学させて頂きましたのでご紹介致します。

  1. 作業の様子1

    台輪を解体し部材を並べます。広い作業スペースは、解体された台輪の部材でいっぱいになりました。

  2. 作業の様子2

    部材を撮影台にのせて写真撮影を行います。50mmレンズのカメラとデジタルカメラで撮影を行いました。

  3. 作業の様子3

    部材をのせかえては写真撮影。これの繰り返しです。

  4. 作業の様子4

    部材の寸法・材質・重量・仕上などを計測し、ひとつひとつ台帳に記録していきます。根気のいる作業ですが、皆さん一生懸命頑張っていらっしゃいました。

  5. 作業の様子5

    この写真で部材の多さがお解り頂けると思います。1台の台輪は約300点の部材から構成されているそうです。

  6. 当社での作業

    当社では、計測記録に基づいて、部材ひとつひとつの図面作成を行いました。

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